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皆さんこんにちは!
東京都大田区を拠点に居宅介護支援事業を行っている
居宅介護支援事業 -こころ-、更新担当の富山です。
目次
介護サービスを始める際に、まず行われるのが ケアマネジャーによる初回面談 です。
これは「どんな介護サービスを使いたいか?」を決める前に、本人や家族の生活全体を把握し、今後の支援の方向性を見極めるための重要なプロセスです。
ここで得られる情報は、その後のケアプラン作成に直結します。
したがって、初回面談は「ただの聞き取り」ではなく、利用者の暮らしを理解し信頼関係を築くための 最初の大切な一歩 といえるでしょう。
初回面談は通常、自宅で行われます。所要時間は1時間から長ければ2時間以上に及ぶこともあり、じっくりと話を伺うことが大切です。
日常生活の状況
食事・入浴・排泄・睡眠・移動など、毎日の暮らしをどの程度自分で行えているか。
健康状態と医療の情報
持病や服薬状況、通院頻度、最近の体調変化。
住環境の確認
段差の有無、トイレや浴室の使いやすさ、福祉用具の有無。
家族の支援体制
誰がどのくらい関わっているか、介護の負担はどうか。
本人・家族の希望
「家で過ごしたい」「デイサービスを利用したい」「夜間が心配」など。
ケアマネジャーはこれらを丁寧に聞き取り、メモや記録にまとめていきます。
初回面談では、単なる情報収集ではなく、利用者と家族に安心感を与えることが大切です。
本人が話しやすい雰囲気を作る
小さな悩みや不安も拾い上げる
家族が抱える介護負担や葛藤を受け止める
「この人なら任せられる」と信頼を得る
特に高齢の利用者は緊張してうまく話せないこともあります。その際は、家族の意見や、住まいの様子を観察することがヒントになります。
この面談を丁寧に行うことで、後のケアプラン作成がより現実に即したものになります。
逆にここでの把握が不十分だと、実際の生活に合わない計画になり、サービスが使いにくくなってしまいます。
つまり、初回面談は「ケアの出発点」であり、介護サービスの質を左右する大切な場面なのです。
初回面談は、利用者と家族の生活を深く理解し、信頼関係を築く大切な時間です。
本人の声に耳を傾け、家族の負担を理解し、将来に向けての方向性を共に考えることが、安心した介護生活への第一歩となります。
次回もお楽しみに!
居宅介護支援事業 -こころ-では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
東京都大田区を拠点に居宅介護支援事業を行っております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
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