
皆さんこんにちは!
東京都大田区を拠点に居宅介護支援事業を行っている
居宅介護支援事業 -こころ-、更新担当の富山です。
ケアプラン(介護サービス計画書)とは、介護保険サービスを利用する際の 設計図 のようなものです。
初回面談で得られた情報をもとに、利用者本人・家族の希望を反映させながら、どのサービスを・どれくらいの頻度で・どの事業所が提供するのかを明文化します。
これにより、介護の方向性が明確になり、関わるすべての専門職が同じ目標を共有できるようになります。
情報整理
初回面談で把握した生活状況や健康状態、希望や課題をまとめる。
課題分析
転倒リスク、孤独感、介護者の負担など、解決すべき課題を抽出。
目標設定
短期目標(例:転倒を防ぎたい)、長期目標(例:自宅で暮らし続けたい)を設定。
サービス内容を検討
訪問介護・訪問看護・デイサービス・福祉用具・住宅改修などを組み合わせる。
利用者・家族と相談
計画が生活に合っているか確認し、合意を得る。
文書化・交付
ケアプランを作成し、利用者と家族に渡す。
ケアプランには、以下のような情報が盛り込まれます。
利用者の基本情報(年齢・要介護度など)
生活課題とニーズ
短期・長期の目標
具体的なサービス内容と回数
サービス提供事業所の名前
緊急時の対応方法
この計画に基づいて、実際の介護サービスが動き出します。
ケアプランは、ケアマネジャーだけで完結するものではありません。
関わる全ての専門職――訪問介護員、看護師、リハビリスタッフ、福祉用具専門相談員、主治医などが、このプランを共有して動きます。
さらに、1か月に1度「モニタリング」と呼ばれる振り返りを行い、計画を修正・更新する仕組みになっています。これにより、常に利用者の状態や希望に合った支援が続けられるのです。
ケアプランがあることで、利用者や家族は「これからどういう支援が受けられるのか」を明確に理解できます。
見通しが立つことで不安が和らぎ、「在宅生活を続けられる」という自信にもつながります。
ケアプランは、利用者の生活を支えるための オーダーメイドの設計図 です。
本人や家族の声を大切にしながら、専門職が知識と経験を活かして最適な形に組み立てます。
これがあるからこそ、在宅生活が安心して継続でき、家族も無理なく支えることが可能になるのです。
次回もお楽しみに!
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東京都大田区を拠点に居宅介護支援事業を行っております。
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